久しぶりの投稿になります。
アスベスト作業や鉛作業の除去現場において隔離養生が要求される現場では、負圧集塵機(負圧機)を設置する必要があります。
設置する集塵機の適切な台数の計算は、主に3つのセクションで実施されています。
1つ目は、各除去会社の設計担当者(Project Designer)。設置すべき負圧集塵機の台数を作業計画書(Abatement Work Plan)に記載するときに必要になります。
2つ目は、現場監督官(Supervisor)。設計担当者の計算に基づく数量が適切か再確認して実際に現場内に配置するときに必要になります。
最後に、プロジェクトを管理する基地従業員が、作業計画書(Abatement Work Plan)に記載されている台数を確認するときに計算します。
そんなに難しい計算じゃないんですが、ふとしたときに、「あれ?どうやって計算するんだっけ…?」と不安になってしまう方も少なくないと思います。
しかも、講習では、教材自体がアメリカ仕様のため、日本人には馴染みのないft(フィート)やCFM(毎分立方フィート)が使用されているので、いざ足を運んで現場を目の前にしても、その寸法を、まずm(メートル)で測って、、、と換算することに面倒さを感じてしまったり…。
そこで、もっとみんなが簡単にスマホやタブレットからアクセスできて、設置台数の再確認をサクッとしてもらえたらいいなと思い、こんな計算ページを作成してみました。
このページでは、私たちが簡単にイメージしやすい単位m(メートル)や㎥/min(毎分立方メートル)を使用して、そのまま入力できるようにしています。ページ下部には、単位変換機能を用意していますので、必要に応じてご利用ください。「こうしたらもっと使いやすいかも!」っていうアイデアや改善点があれば、是非、教えてください。
また、このページを「お気に入り」や「ブックマーク」していただけると、次回以降のアクセスもさらに簡単になり、再確認もしやすくなると思います。
アスベストに関わる皆さんによって、さらに安全な環境を共有できるよう、このツールが少しでもお役に立てればうれしいです!